「日本酒度」って何?初心者でもすぐわかる日本酒ラベルの読み方ガイド!

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ずんだもん

みんな、日本酒のラベルに書いてある数字や言葉、ちゃんと読めているかな?

めたん

複雑な表記が多くて、何を選んだらいいか迷ってしまう人も多いわね。

「日本酒度」って聞いても、「??」ってなっちゃう人いますよね!

実は、ラベルに書いてある言葉や数字はその日本酒がどんな味かを表す大切なヒントなんです。

この記事を読めば、もう日本酒選びで迷うことはありません。

「日本酒度」や「酸度」といった言葉の意味を初心者さんにも分かりやすく解説します!

目次

日本酒のラベルに書いてあること

ずんだもん

いろんな言葉があるけど、まずは何が書いてあるか全体を把握しよう!

日本酒のラベルには、そのお酒を造った酒蔵や、使っているお米、お酒の種類など、様々な情報が書かれています。全部を覚える必要はありませんが、どんな情報があるのかを知っておくだけでも、日本酒選びが楽しくなりますよ!

特定名称

「純米酒」「吟醸酒」「大吟醸酒」といった言葉のことです。お米をどれだけ磨いているか、アルコールを添加しているかなどによって決まります。

原料米

お酒の原料となるお米の名前です。酒造りに適したお米として有名な「山田錦」や「雄町」「五百万石」などが書いてあります。お米の種類によって、味わいも少しずつ変わってきます。

精米歩合

お米をどれだけ削ったかを表す割合です。例えば「精米歩合70%」と書いてあったら、お米の外側を30%削り、残りの70%を使っているという意味です。

製造元と製造年月

お酒を造った酒蔵の名前と、いつ造られたかを表す年月です。

最重要ポイント!「日本酒度」と「酸度」

ずんだもん

いろんな言葉があるけど、まずはこの2つを知っておけばOK!

日本酒度:甘口か辛口かの目安

ずんだもん

ここでいう「辛口」って、辛い食べ物みたいな味じゃないんだよ!

日本酒度とは、日本酒の「甘口」か「辛口」かを表す数字です。

「辛口」と聞くと、唐辛子のようなピリッとした辛さを想像するかもしれません。でも、そうではありません!

日本酒はお米を原料に作られているので、お酒の中に糖分が含まれています。この糖分が多ければ甘く感じ、少なければ甘さをあまり感じない、つまり「辛口」と表現されるのです。

+6~大辛口
+3.5~+5.9辛口
+1.5~+3.4やや辛口
0~+1.4普通
0~-1.4普通
-1.5~-3.4やや甘口
-3.5~-5.9甘口
-6.0~大甘口

実際の数値は、0を基準に考えます。

  • プラス(+)の数字が大きいほど「辛口」
  • マイナス(−)の数字が大きいほど「甘口」

ずんだもんが飲んだ「れもんしとろん」は、日本酒度が−69。つまり、ずんだもんのレビューでも「あま!!!」と表現したように、かなり甘口のお酒だったことがわかります。んが飲んだ「れもんしとろん」は、日本酒度が−69。つまり、かなり甘口のお酒だったことがわかります。

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酸度:味の濃淡の目安

めたん

酸度が高いと酸っぱい、という単純な話ではないのね

酸度とは、日本酒の味の「濃い」「薄い」を表す数字です。

日本酒に含まれる有機酸(乳酸、コハク酸、リンゴ酸など)の量を表していて、これらの酸は、日本酒に酸味と旨味を与えてくれる大切な成分となります。

酸度が高いほど、一般的には酸味も強く感じられますが、それだけではなく、味が濃く、しっかりとした印象になります。逆に酸度が低いと、味がすっきりとして、淡麗な印象になります。

日本酒の酸度は、だいたい1.3〜1.5くらいが一般的。

  • 酸度1.3〜1.5より低い
    「淡麗(たんれい)」ですっきりとした味わい

  • 酸度1.3〜1.5より高い
    「芳醇(ほうじゅん)」で豊かな味わい

簡単に覚えるなら、「数字が大きいほど味が濃い」「数字が小さいほど味が薄い(淡麗)」でOKですよ!

今回の「れもんしとろん」は、酸度が4.7!これは日本酒としてはかなり高い数値で、味が濃く、しっかりとした飲みごたえのあるお酒だということがわかりますね。

2つを組み合わせてみよう!

ずんだもん

この2つを組み合わせると、お酒の味が丸わかりになるのだ!

日本酒度と酸度を組み合わせると、そのお酒がどんな味なのか、より詳しく分かります。

下の図を見てみてください。この4つのパターンで、日本酒の味わいをざっくりと把握できます。

酸度が高い(芳醇)酸度が低い(淡麗)
日本酒度が高い(辛口)芳醇辛口淡麗辛口
日本酒度が低い(甘口)芳醇甘口淡麗甘口

これはあくまでも目安です。他にもお米の種類や製法、使われる水によって、味わいが全く異なるのが日本酒の世界の面白いところ。日本酒という大海原を泳ぐ上で、何も武器がないのは心細いですよね。この組み合わせを覚えておくと、日本酒を選ぶときの良い参考になりますよ!ちなみに、ずんだもんの好みは「淡麗甘口」の日本酒です!

それでは、ずんだもんが飲んだ「れもんしとろん」を例に見てみましょう!

  • 日本酒度:−69(かなり甘口)
  • 酸度:4.7(かなり味が濃い)

この組み合わせは、「かなり甘くて、味が濃いお酒」、つまり「芳醇甘口」ということになります。

ずんだもんのレビューでも「あま!!!」と表現したように、味の濃い甘口のお酒であることが、この2つの数字からも分かりますね!

まとめ

ずんだもん

この記事を読んだあなたは、もう日本酒選びで迷うことはないのだ!

いかがでしたか?

日本酒のラベルに書いてある数字や言葉が、少しは身近に感じられるようになったでしょうか。

特に、今日解説した「日本酒度」と「酸度」は、日本酒の味わいを理解する上で、大切なヒントになります。

これからは、お店で日本酒を選ぶ時に、ぜひラベルの数字をチェックしてみてください。

「このお酒は、もしかして芳醇で甘口かな?」なんて想像しながら選ぶのは、きっと楽しいはずです!

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この記事を書いた人

日本酒初心者さんを応援する日本酒大好きずんだもんです!日本酒ブログ「日本酒ファーストステップ」を運営しているよ!昔は日本酒の独特な風味が苦手で、ほとんど飲んだことがなかったんだ…でも、飲みやすい日本酒との出会いをきっかけに、そのイメージががらっと変わって、日本酒の魅力にハマり中!このブログでは、そんなずんだもんが、みんなと一緒に楽しく日本酒の世界を探検していきたいんだもん!

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